空き家バンクとは

制度の紹介

社会問題化している空き家の問題については、茅野市においても喫緊の課題となっており、増加し続ける空き家の解消に向けては、老朽化した空き家に対する対策と並行して、空き家の利活用対策にも取り組む必要性があります。
一方で、茅野市への移住を希望する方が多く存在し、そのうちの約8割が空き家を探している方が占める中で、売買や賃貸ができる物件が少なく、需要と供給にミスマッチが生じています。
2015年に「空き家対策特別措置法」が施行され、自治体が空き家を把握し、管理や活用の促進を図る必要性が高まる中、多くの自治体で「空き家バンク」の仕組みが整備されてきました。
そこで、茅野市においても、市内の宅地建物取引業者と連携しながら、空き家の情報を登録し情報発信する「空き家バンク」を開設し、空き家を手放したい所有者の方からお申込みをいただくことで、空き家の掘り起しを図ります。
また、空き家を買いたい、借りたいという方に空き家の情報をお届けすることで、移住希望者の呼び込みにつなげ、空き家の解消及び流通を促進するとともに、市内への移住を含めた地域の活性化を図ることで「たくましく やさしい しなやかな交流拠点CHINO」の実現を目指してまいります。

空き家バンクの概要

空き家バンクの概要

空き家バンクの概要を以下にまとめます。

特徴

登録制度:空き家の所有者が物件情報を登録し、地域の住民や移住希望者がアクセスできる。
地域密着:主に自治体が運営し、地域の特性に応じたサービスが提供される。
多様な活用方法: 住居としてだけでなく、店舗やゲストハウス、アトリエなどさまざまな使い方が可能。

メリット

空き家の利活用:
使用されていない空き家が有効に使われることで、地域の活性化につながります。
移住促進:
新しい住民を呼び込むことで、人口減少や地域の活力低下を防ぐことができます。
情報提供:
空き家に関する情報が集約されているため、探す手間が省けます。
支援制度:
空き家改修補助等の支援を受けられる場合があります。

デメリット

物件の状態:
空き家の多くは老朽化が進んでいる場合があり、リフォームや修繕が必要になることが少なくありません。
契約の難しさ:
オーナーと借り手の条件が合わない場合、契約がスムーズに進まないこともあります。
利用者の不安:
特に初めて空き家を借りる人にとって、地域の治安や周辺環境が不安要素となることもあります。
維持管理の負担:
空き家を持つオーナーにとっては、物件の維持管理が負担になることがあります。

「茅野市空き家バンク」は、茅野市と、空き家バンク協力事業者となった茅野市内の宅地建物取引業者が協働で運営する空き家情報のポータルサイトです。 空き家に関する情報提供を行いつつ、上記のデメリットを解消すべく様々な情報発信を行なっています。 茅野市への移住・定住をお考えの方、また市内に空き家を所有している方のご利用、ご相談をお待ちしております。

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